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礼状例文集Top > 礼状・挨拶状の書き方 > 手紙の前文 |
前文とは、手紙を書くときの初めの挨拶。 頭語や時候の挨拶で構成されます。 頭語 手紙の一番初めにくる挨拶で、末文の結語とセットで用います。 拝啓、謹啓、前略など。 時候の挨拶 季節や天候に応じて、季節感や心情を表現する言葉を頭語から1字あけて書きます。 安否、感謝、お詫びなどの挨拶 相手の健康などを気づかい、続けて自分の現況を知らせる言葉を書きます。 また、感謝の言葉やご無沙汰していることへのおわびなどを付け加えることもあります。 例えば、 ・おだやかな小春日和が続いております。ご家族の皆様にはますますご清祥のことと存じます。 ・青葉の候、ますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。 ・若鮎のおどる季節となりましたが、ますますご健勝のほどお喜び申し上げます。 ・初夏の候、ますますご発展のほどお喜び申し上げます。 ・樹々の緑深くなり、ますますご発展のほどお喜び申し上げます。 など。 前文が必要な手紙 前文を書いた方がよい手紙は、目上の人へ宛てる手紙・前文のある手紙に対する返信の手紙などです。 前文を省略してもよい手紙には、親しい相手や前文のない手紙に対する返信の手紙、事務的な手紙、急用の手紙などがあります。 前文を書いてはいけない手紙もあり、病気、災害などのお見舞い状や死亡通知などがあります。 |
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