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アイビールックとは、アメリカ東部のアイビーリーグ校の学生たちが好んだ服装から派生したファッションのこと。
アイビーリーグは1954年、米国のハーバード大学・イェール大学・プリンストン大学・コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ブラウン大学・ダートマス大学・コーネル大学の8校によりフットボール連盟。
各校にはレンガ造りの校舎に生い茂るつた(アイビー)がシンボルとなっていたことから、アイビーリーグと名づけられました。
その学生たちが好んで着ていたファッションが、アイビー・ルックの始まり。
日本では60年代に若者を中心に大流行しました。
東京のみゆき通りに集まった流行に敏感な若者「みゆき族」の間で発生したファッション文化で、
後にトラディッショナルなファッションとして定着しました。
ファッションの特徴はナチュラルショルダーで胸にダーツのない動きやすいスタイル。
代表的なアイテムは、三つボタンブレザー、ボタンダウン・シャツ、チノ・パンツ、コイン・ローファーなど。
ボタンダウンのシャツに三つボタンのジャケット、細身のコットンパンツ、スリッポンシューズをはき、VANやJUNのロゴ入り紙袋を脇に抱えるのが定番。
特に「VAN」ブランドのファッションは一つのステータスでもありました。
「JUN」「Jプレス」などのブランドも人気でした。
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