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贈り物 挨拶文 書き方
贈り物の挨拶文は「品物を確かにいただきました」という報告の意味も併せ持っています。ですから、贈り物をいただいた場合すぐに挨拶文を出すのがマナーです。また、いただいた品への感想は「結構な品」と言うだけでなく、具体的に書くと相手に喜ばれます。なお、生鮮食品などの場合、まずはいただいた旨を電話で伝えると、相手はホッとします。その後に挨拶文を書くとより丁寧になり、相手にも喜ばれます。
挨拶文(お礼文)は相手の地位、身分などを考慮し、ある程度の敬語が必要ですが、感謝の気持ちを素直に伝えることがお礼の手紙のポイントです |
贈り物 挨拶文 文例1
拝啓
仰せのようにもう三月なのでございますね。
りっぱなお人形、お忙しい御主人様のお荷物になりましたでしょうに、過分のことと恐縮しております。一生のお友達として娘によりそってくれるのではないでしょうか。お心尽くしになんとお礼申しあげてよいやら。ありがとうございます。
どうぞ御自愛専一にと祈りあげ御礼までに。
敬 具
▲月▲日
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贈り物 挨拶文 文例2
秋風が心地よい季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
毎年、皆様が丹精込めて作られた巨峰をお送りいたさきありがとうございます。
早速、家族でいただきました。今年は例年にも増して甘みもある上に色艶がよく、弛まぬご努力の賜物と思いながら皆で美味しい美味しいといっていただきました。
厳しい暑さの中で頑張っていらっしゃる、お父様、お母様お姿を心に思い浮かべるにつき、何時までもお元気でいらっしゃいますようお祈りいたしております。
久しくご無沙汰しておりますので、お正月には子供たちを連れてお伺いしようと夫婦で話しております。
これから朝夕冷えてまいりますのでお体にお気をつけください。
まずは書中をもちましてお礼申し上げます。
平成 年 月 日
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贈り物 挨拶文 文例3
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
皆様お元気とのこと、私も安堵致しております。こちらは相変わらず皆元気でやっております。他事ながらご休心下さい。
さて、このほどは大変に美味しいタラバガニをいただき、恐縮に存じます。厚くお礼申し上げます。お心遣いに対し、深くお礼申し上げます。
ところで、お時間がございましたら是非こちらの方にも遊びにいらして下さい。おかまいはできませんが、楽しみに待っております。
お礼のしるしまでに粗品をお送り致しますので、ご笑納下されば幸いと存じます。皆様ご自愛のほどお祈り致しております。
上、略式ながらお礼まで。
敬具
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