ただいまご紹介にあずかりました○○でございます。
本日はお忙しい中、新郎・佐藤○○君、新婦・田中○○さんの結婚披露宴にご来席たまわり、誠にありがとうございます。新郎新婦とご両家のご両親に代わりまして厚くお礼申し上げます。
さきほど、新郎新婦は当ホテルの神前におきまして、厳粛なうちに挙式いたしました。ここにめでたくひと組の夫婦が誕生したことをご報告いたします。
では、吉例でございますので、新郎新婦のご紹介をさせていただきます。
新郎の○○君は、昭和○年○月○日に佐藤△△・□□ご夫妻の次男として、宮城県仙台市に生まれました。○○大学商学部を卒業後、わが○○株式会社に入社し、現在8年目でございます。今期の営業成績で見事トップを収めるなど活躍されています。一方、新婦○○さんは、昭和○年○月○日に田中△△・□□ご夫妻の長女として兵庫県神戸市に生まれ、○○大学政経学部を卒業された才媛です。同じく○○株式会社に入社後、新宿営業所総務課に配属され、現在に至っています。仕事ではこちらがお願いする前に必要書類を手配するなど、実に気の利く女性で大変助かっております。
さて、ふたりは同僚となったのがきっかけで交際を始められました。○○君は○○さんの明るさに、○○さんは○○君の頼もしさにそれぞれひかれたとのことです。後ほど職場のみなさんがお話されると思いますので、詳しくは申し上げませんが、わが営業所のベストカップルと言われていたようです。
新婚のうちは一緒にいるだけで幸せと思うものですが、私ども夫婦のように年月を重ねますと話題も少なく、ひと言も口をきかないという日もあります。それでも「ありがとう」だけは言うように心がけております。いたわり合う気持ちを大切にし、それを形で表すことが長続きの秘訣です。
新たな出発をされるおふたりに、みなさまの温かいご指導を賜りますようお願い申し上げて、私のあいさつとさせていただきます。
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