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入社式スピーチのポイント
単なるあいさつに留まらず、会社の理念や夢、社員に対する期待なども述べたいところ。
短いスピーチの場合は、ステレオタイプの社会情勢や時事問題ではなく何かひとつ心に響くキーワードを盛り込みましょう。
1.お祝いの言葉
2.歓迎の言葉
3.結びの言葉
入社式スピーチ文例 【社長スピーチ】
新入社員のみなさん、入社おめでとう。
みなさんのような将来有望な社員を迎えられたことは、わが社にとって大変ありがたいことで、社員一同心より歓迎いたします。
さて、ご存知の通り、日本経済事情はかんばしくありませんが、幸いなことに、わが社はヒット商品に恵まれ、順調に業績を伸ばしております。とはいえ、これまでの実績に甘んじ、現状維持にあぐらをかいていたのでは、いつライバル会社に追い越されるかしれません。そこで、みなさんにも大いにがんばっていただきたいと思います。
みなさんは今日からわが社の戦力です。豊富な知識と決断力、実行力、そして先見の明を必要とされる過酷な世界に足を踏み入れたのです。厳しいからと臆することはありません。みなさんの身近には幾多の困難をもろともせず、ライバル会社と競り合い、見事チャンスをつかんできた先輩方が大勢います。彼らを手本に、大きく成長してください。かくいう私も、40年前にみなさんと同じように不安と希望を胸に抱いて入社式にのぞみましたが、そんな若い日から今日まで変わらぬ情熱をもち続けてきました。わが社のノウハウは他社にはないものだと自負していますし、みなさん自身の人生にも大きな益をもたらすことを確信しています。
みなさんの若い感性や行動力で、大いに我々先輩を刺激してください。そして、ともに会社を盛りたてていきましょう。現状に甘んじることなく、常に突き進む人を応援します。いつまでも、向上心をもち続けてください。それが私からのメッセージであり、アドバイスです。 |
入社式スピーチ文例 【管理職のあいさつ】
新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。
見るからに優秀な新入社員を迎えることができ、たいへんうれしく思います。
会社の方針や経営理念については、社長が話しましたので、私からは仕事に携わるうえでの心がまえについてお話させていただきます。必要な時には自分の力を最大限に発揮し、仕事をしているときは、誠心誠意打ち込み、遊ぶときも思いっきり遊ぶ。そんなメリハリのある生活を送ってください。
こう見えても私も若い時分は、週末はデートと決めていた頃がありました。当時は、それこそ月曜から金曜まで夜遅くまで働き、週末の時間を確保すべく努力しておりました。夜遅くなり、先輩たちが先に帰ってしまう時などに分からないことがあったりもしましたが、それでも、逆に自分の頭で考えて、手探りでこなすことが、自分の力になったものでした。動機は不純だったかもしれませんが、あの頃に積み重ねた努力が今につながっていると思います。若い頃は体力はあり余っていますから、多少の無理やふんばりもききます。
慣れるまでは、早起きや満員電車なども、つらいと思いますが、若さというエネルギーは君たちの最大の武器です。どうかがんばってください。また、仕事だけでなく、プライベートの予定も充実させて豊かな人間になってくれることを望みます。 |
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