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入学式挨拶のポイント(小学校)
子どもによっては両親がそろっていないケースもありますし、体の不自由なケースもあります。
「お父さん、お母さん」あるいは「体」について触れた言葉は傷つけることがありますので、
使わない方がよいでしょう。
入学式挨拶のポイント(中学・高校)
生徒とはいえあまり子ども扱いせず、大人に向かって話すような口調を心がけましょう。
堅苦しい挨拶よりも、自分の言葉で心を込めて話すと印象に残ります。
しかし、式典ですので、度を越した冗談などは慎みましょう。
1.お祝いの言葉
2.自己紹介
3.生徒へのメッセージ
4.結びの言葉
入学式挨拶文例 【小学校】
本日は入学おめでとうございます。
私の名前は○○です。
今日からみなさんは小学生です。たくさんのお友だちと一緒にお勉強したり、遊んだり楽しい毎日が始まります。それだけお兄さんやお姉さんになったことになります。ですから、これからは少しずつ自分のことは自分でできるよにがんばってくださいね。朝の準備はひとりでききていますか。おうちでは手伝ってくれる人がいるかもしれませんが、学校ではひとりでやらなければならないことがたくさんあります。
みなさんが楽しみにしている給食も、教室のお掃除も自分たちでやります。最初は「できるかな?」と心配かもしれませんが、先生や上級生がちゃんと教えてくれます。
また、保護者のみなさま、ご心配もおありでしょうが、この小学校の先生方は地域の活動にも積極的に参加してくださる面倒見のよう方ばかりですので、みなさまのお力になってくださることと思います。
児童と学校と協力して、○○小学校をすばらしい学校にしていきましょう。 |
入学式挨拶文例 【中学・高校】
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。ならびに保護者のみなさま、誠におめでとうございます。謹んでお祝い申し上げます。
私はこの高校の卒業生でえ、五十二期生の○○と申します。
高校受験という人生の難関を乗り越え、○○高校の生徒となったみなさんにあらためてお祝い申し上げます。
義務教育を終え、自分の力で人生の進路を決めたのは初めてという人も多いのではないでしょうか。みなさんが○○高校で、充実した三年間を過ごせるように祈っております。
年々、○○高校の知名度は上がり、今や県下有数の進学校に名を連ねるまでになりました。しかし○○高校のよさは、その進学率の高さだけではありません。生徒を信頼し、その自主性に任せる当校の教育方針は、他校にはない実に特徴的なものです。大いに学び、遊び、スポーツに汗を流せるような環境が用意されていますが、それらを学校側が生徒に強制することはありません。○○高校はみなさんの積極性や自主性を大切にしています。
また、数々の学校行事も生徒みずからの手で運営します。文化祭や体育祭はもちろん、修学旅行や遠足、夏季合宿も生徒が主体となり、先生はサポート役に回ります。例えば、修学旅行は行き先から旅行計画までが生徒に委ねられます。実行委員会を中心に計画を進め、学年全体にアンケートをとった結果、沖縄で現地の高校を訪れ、文化交流をかかることに決定しました。現地での交流会を通して、沖縄の文化や歴史はもちろん、名物料理に至るまで、いろいろなことを学べたのではないかと思います。また、観光地や町を案内してもらったりして、とても思い出深い修学旅行になりました。
こうした教育を通して、物事を自分の頭で考えることの大切さを学んだ気がします。これは社会に出てからも大いに役立っております。みなさんにも、この自由な校風の中で、のびのびとした高校生活を送っていただきたいと思います。 |
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