お菓子作り 10のコツ

初めてお菓子作りにトライする人でも失敗なくできるように、お菓子作りに大切な10のコツを紹介します。
こんなことしなくても大丈夫だろうと思うことが、あるかもしれませんが、それは失敗のモト。
この「お菓子作り10のコツ」さえ守れば、きっとおいしいお菓子ができますよ!?

 

 

お菓子作りのコツその1 材料はきちんと計量

お菓子作りは正確さが大切です。作り始める前に材料が全部そろっているか確認し、
それぞれをレシピ通りにきちんと計っておきましょう。基本ですのでね。

 

秤はデジタル式がおすすめですが、なければなるべく目盛りの細かいものを使いましょう。
大さじ1、小さじ1などの分量もきちんとすりきりで計ること。

 

 

お菓子作りのコツその2 材料は新鮮なものを

上質な材料を使えばそれだけ味もよくなります。でも、どんなに高価な材料でも、
古くなってしまっては風味が台無しです。

 

粉やバター、卵など基本的な材料は新鮮なものを使いましょう。
とくに卵は古いものを使うと泡立ちも悪く、ケーキが膨らまないこともあります。

 

 

お菓子作りのコツその3 バターは室温でやわらかく

バターケーキやクッキーは、最初にバターを室温で十分にやわらかくしてから
作り始めます。
泡立て器などを入れるとすんなりと入るくらいが適当なやわらかさ。

 

夏場はすぐやわらかくなりますが、冬場は時間がかかります。
急ぐときは、手で練りながら体温でやわらかくしましょう。

 

お菓子作りのコツその4 粉はふるってから使う

薄力粉や全粒粉などの粉類は必ずふるってから使いましょう。
ふるうことでかたまりがなくなるのでダマができにくくなりますし、
空気を含んでふんわりと軽い仕上がりになります。

 

ココア、抹茶などもかたまりがあると混ざりにくく、
口あたりも悪くなるのでふるって使いましょう。

 

 

お菓子作りのコツその5 ナッツ類は軽くローストして

生地に混ぜ込むアーモンドやクルミなどのナッツ類は、
最初からローストしてあるもの以外は、オーブンで軽くローストしておきましょう!

 

天板にオーブンペーパーをしき、ナッツが重ならないように並べてローストし、
冷ましてから使いましょう。刻んで使う場合もホールのままローストし、
冷めてから刻みます。

 

 

お菓子作りのコツその6 粉を入れてからの混ぜ方が大切

スポンジケーキなど、粉が少ないお菓子は底からすくうように大きく混ぜること。
泡立て器を持ち上げ、中の生地がすっかり落ちてから次の生地をすくうようにしましょう。

 

クッキーの場合は粉気が多いので、混ぜ始めは木ベラで縦に線を引くように切り混ぜます。
ボウルを回しながら繰り返し、粉っぽさが消えてきたら、今度は木ベラの面を
使って生地をボウルの側面に押し当てるようにして、なじませていきましょう。

 

 

お菓子作りのコツその7 天板や型にはオーブンペーパーをしく

オーブンペーパーを天板や型にしくのは生地が型や天板に
くっつくのを防ぐためです。
丸いケーキ型の場合は底と側面にペーパーを切ってしきます。
ただし、別立てのスポンジケーキの場合は底のみ。

 

 

お菓子作りのコツその8 オーブンの温度や高めに

生地をオーブンに入れるときにはどうしてもしばらく扉を開けっ放しにして
作業することになります。

 

すると焼き始めの温度が低くなってしまいうまく焼けない原因に。
そこで予熱温度はやや高めに設定しましょう。

 

さらにケーキやクッキーは最初に高めの温度できちんと焼かないと
、じょうずに焼きあがらないので、
なるべく扉の開け閉めは最小限にし温度がさがらないようにしましょう。

 

 

お菓子作りのコツその9 成型用の板があると便利

タルトやクッキーの生地を伸ばすときに、目的の厚さの板があると生地の厚さがすぐ分り、
均等に伸ばせて便利です。
2mm、3mmなど、厚さの違うものをいくつかそろえておくとよいでしょう。

 

 

お菓子作りのコツその10 保存で注意したいこと

ケーキやクッキーを焼いたものの、一度に食べきれずにあまることがありますよね。
クッキーは湿気やすいので、必ず密閉できる缶やチャックつきの
ビニール袋に入れて保存しましょう。

 

スポンジケーキやバターケーキの場合はラップに包んで冷凍を。
解凍するときは、室温で自然に解凍します。

 

 

 

こんなことしなくてもうまく焼けるときもあるでしょう。
でも、ちょっと面倒でもやっておけば、失敗する確率は
すごく減ります。
基本的なことですので習慣づけしておきましょう!