ベーキングパウダーの違い・使い方
ベーキングパウダーっていったい何でできているのでしょう!?
ベーキングパウダーはバターケーキやクッキーを作ったりするときに使いますが、ケーキ作りで唯一、人工的に作られた調味量って感じなのでで調べてみました。
そもそもベーキングパウダーとは、小麦粉を使った焼き菓子を膨らませるのに使う膨張剤のことです。
重曹がベースで、重曹のガス化を制御するものを配合した合成膨張剤です。
ふくらし粉とも言われています。
ベーキングパウダーの使い方
ベーキングパウダーは小麦粉とあらかじめ合わせてふるってから使いますが、
量が多いとにおいや苦味のもとになるので、控えめに使いましょう。
長く空気にふれると湿気を帯びて効力が弱まるので、
長く置くときは冷蔵庫で保存しましょう。
ベーキングパウダーと重曹(ベーキングソーダ)の違い
重曹は濃い色調の菓子や仕上がりの色を濃くしたい場合に使います。どら焼きなどです。
一方、ベーキングパウダーは比較的重い生地をふっくら仕上げる場合に使うとよいでしょう。
バターケーキ、クッキー、スコーンなどです。シフォンケーキなどにも使います。
ベーキングパウダーは重曹の問題点(黄色、臭気、苦み)を改良してあり、
助剤の種類や組み合わせにより、最も適した温度やスピードでガスを発生させることが
できるようになっています。
重曹のみですと生地の色が黄色くなり、独特のにおいと苦味が強くなります。
また重曹は横に、ベーキングパウダーは縦に伸びる特徴があります。
重曹は加熱しないと反応しません。そのため粉などを混ぜ合わせた後、
生地を休ませておくことができます。
しかし、ベーキングパウダーは常温で粉や水に反応しますので、
混ぜ合わせたらすぐに焼くことが大切です。
仕上がりのイメージに合わせて、重曹とベーキングパウダーをうまく使い分けしていきましょう・・・。
ベーキングパウダーを使えばより簡単にふんわりとしたケーキが作れます。
ただ使わないで、ケーキを作る方法もあります。
メレンゲを利用する方法で、メレンゲの中にある気泡の熱膨張を利用するものです。